先月、無性にMrchildrenの「HANABI」をライブで見たくなってライブを探したところ、2月15日・16日と、ミスチルを中心としたサステナブルな活動である「ap bank fes」が東京ドームであることが分かり、急ぎチケットを取りにいった。
ミスチルさえ見れればいいと思っていたところ、初日にはBzも出る事が分かり、何としても初日のチケットを、と手を尽くしていたところ、1週間前になって何とか初日のチケットを入手することができた。
当日は、午後2時~9時頃までのロングランだったので、タイムテーブルを見た上で、ミスチルに合わせて16時頃に東京ドームに行った。会場に入った時、ちょうどスガシカオが出てきたところで、NHKのプロフェッショナルで流れている「progress」が流れてきた。
その時点でも鳥肌が少したったのだが、その後にBzの松本孝弘が出てきて、先日解散が決まったKAT-TUNの「Realface」をスガシカオが歌い出した。知らなかったのだが、この歌はこの2人が作った歌だったようだ。KAT-TUN自体にはそこまで特に興味もなかったが、この歌だけは実はまあまあ好きだったのだ。歌はKAT-TUNの亀梨ではなくスガシカオだったのだが、これがまた地味に良かった。
その後、ミスチルが出てきて、確率的に五分五分と思われていた「HANABI」を無事に歌ってくれた。期待通りの感覚で、この時点でもう泣きそうだった。「来てよかった」としみじみ思った。ミスチル自体の選曲では大ヒット曲はそれ以外は特になく、HEROがギリって感じだった。
そしてその後、全く期待していなかった槇原敬之が登場。普通に懐かしみながら聴いていたのだが、最後に会場全員との合唱で「どんなときも」を歌い出した。これがなかなかの感動ものだった。妻などは泣いていた位。私も秘かに感動していた。
そしてBzが登場。3曲のみで1曲目は私は知らない朝ドラの主題歌だったが、その後「calling」を歌い、最後は予想通りの「ultrasoul」。会場は最高潮の盛り上がり。本当に素晴らしかった。もう1曲「Love phantom」までいって欲しかったがそこまでは流石に無理だった。
HANABIが聴けて、progressが聴けて、real faceが聴けて、どんなときもが聴けて、ultra soulが聴けた。もう十分に来た甲斐があった夜だった。
しかしやはりHANABIは素晴らしい。どんなアーチストのどんな歌でもライブではいいものだが、ミスチルとBzとなると完全に別格の素晴らしさだった。
私自身の今年のLIVE巡りが、遂に始まった。