2024年もあと10日程ありますが、ここでこの1年の当社の経営コンサルティング部門を総括してみようと思います。
建設業界を専門として利益改善専門の経営コンサルティングを行ってきて17年。2024年はそれなりに変化があった年でした。今年1年の数字上の総括としては以下の通りになります。何の脚色もなく、ありのままを表記させていただきましたのでご覧ください(2024年1月1日~2024年12月20日迄)。
1・お問合せ件数(メール+電話+LINE) 93件
2・見積り提出件数 86件
3・契約件数 ①②③④合計38件
①経営コンサルティング 8件
②コンサルタント養成コンサルティング 7名
③一般講演・企業講演 6件
④各種マニュアル販売数 17件
4・途中解約件数
①1件
②③④なし
5・総売上金額
これは公開できません・・・
以上になります。
尚、上記には当社の「SNS事業部」に関する問い合わせや契約件数は含まれておりません。
上記はここ16年間同様に、全て代表者である私1人で対応させていただきました。お問合せ自体は月でいうと約8件程、1週間に2件程度という事になります。一般的なコンサルティング会社や、個人でやっているコンサルタントの方々がどのような形態で、又、どのうよう数をやられているかは全く知らないので、比較はできませんが、コンサルティング会社としてはかなり多い方だとは思います。
問合せの方々の99%は書籍を読まれての問合せになります。昨年末発売の「粗利至上主義」の影響もありますが、聞いているとほとんどの皆さんは過去4冊の本は全て読まれていて、満を持してご依頼いただいたという方が非常に多い傾向があります。
又、今年は講演の動画を「フル動画」と「ショート動画」でYouTubeとInstagram、そしてTIKTOKにあげた影響もあるようです。特にYouTubeの印象は深いようで、最終的にはYouTubeを見られたという方も全体の3分の1はおられました。
途中解約は1社ありました。隠してもしょうがないのでありのままに言いますが、利益中心の考え方、値上げの考え方、利益経営の進め方等でどうしても納得できないという方も1人おられました。
又、今年は7年間に渡りコンサルティングしてきた会社、そして6年間コンサルティングしてきた会社と、大規模な借入金の返済の目途がついたという事、会社の経営基盤が安定してきたという事でで契約を終了させていただきました。
現時点で引き続き継続でコンサルティングさせていただいている会社は現在15社。最も長い会社では来年でもう14年目になります。その15社中、何と10社もの会社が過去最高業績となりました。それも過去最高値の3倍~4倍と圧倒的な数字を残せた会社がその中で8社もあり、顧問先の業績改善率では自身では過去最高の年でした。これは「粗利益率経営法」に振り切ったコンサルティングを行った結果だと思います。
今年は良い1年だったか、普通の年だったかといえば、大変良い年だったと思います。上記の現顧問先の「8社もの会社」が圧倒的な過去最高業績だったというだけで、そう言えるかと思います。
会社へのコンサルティングのお問い合わせ自体は、利益改善の手法が「多少」広まってきたのか、又、利益改善の手法に「飽き」がきたのかは分かりませんが、ここ8年間の中では最も少なかったと思います(7年前のピーク時は年間の総お問い合わせ数は240件もあった為)。
利益改善の成果が出ている為、顧問料に関してはやや上げている面もあり、そのせいからか、お問合せをいただき、コンサルティング金額を提出して契約に至った件数は全体の半分以下となっています。「顧問料の最低5倍、普通で10倍の利益をアップさせます」、と言ってもなかなか信じてもらえないというのは、今も昔もあまり変わらないようです。
以上になります。
赤裸々というかかなりリアルな数字ですので、かなり驚かれる方もいるでしょうが、当社は上記のような会社だと思っていただければと思います。
又、当ホームページのトップページにも書かせていただいたように、2025年からはコンサルティングの問い合わせのタイミングを「毎月月初の5日間のみに限定」させていただく事にしました。これは仕事を選ぶという事ではなく、あくまでも全体のバランスの中で、より多くの企業様や皆様への対応をするためのものとなります。1社1社で順番に対応していくと、どうしてもタイミングが合わず、後から対応できない会社や講演などが複数出てきたためでもあります。何卒ご理解願います。
2025年もまたよろしくお願い致します。