当社のコンサルティング手法を、ツールを含めて全て伝授する「コンサルタント養成コンサルティング」の受講生が先週で累計70名を超えました。ここ半年で一気に20名以上の方が新たなに受講されています。ペースとしては開始してから3年で、この半年が一番大きくなっています。
期間を満了して卒業された方は2024年12月1日時点で全62名。その後の連絡が特にない方も数名いますが、9割以上の方が建設業界専門の利益改善コンサルタントとしての一歩を踏み出されています。
皆さんの職業も年齢も本当に様々で、一番若い方で27才、一番年長者で68才。ご職業は現役のコンサルタントの方(中小企業診断士さん含む)が一番多く、他には行政書士さん、司法書士さん、税理士さん、弁護士さん、そして現役の銀行員の方、銀行OBの方、保険の外交員の方、保証協会の出身の方もいらっしゃいます。先日などは旧帝大の現役の大学生の方からの問い合わせもありました。
やはり時代が変わってきたのだと思います。いかに個人で力を付けて生きていけるようになるのか、と思われる方々が本当に多く、ほとんどの皆さんが現状の仕事の延長に大きな未来はないと思っておられるようです。当社が10年前に同じ事をやっても多分ここまでの反響はなかったと思います。
一時期は、期間を分けてコースにして金額なども定めておりましたが、皆さんの状況と要望があまりにも多岐に渡っている為、固定したコース等の提供はやめる事にしました。今はお問い合わせがあった方々毎に、それぞれの状況を聞きながら提案しています。
皆さん現状で何らかの仕事をしている事もあり、9割以上の方が受講期間中にそれぞれ建設業界の会社とコンサルティング契約を結び、その会社への対応の仕方も含めて、実務対応を一緒に考えながらにコンサルティングを行っています。
このペースだと、来年には累計で受講される方が100名にはなりそうな感じです。何より質は落としてはいけないので、安易にコンサルティングを受ける事はしませんが、「粗利経営」の手法が、受講生の皆さんを通して少ししずつ世の中に広まっていく事は何か感慨深いものがあります。
しかし、「世の建設業界の会社全てが黒字になる」という壮大な目標の中では、氷山の一角にすらなっていないことからしても、来年以降も引き続き地道に、皆さんへの橋渡しを進めていきたいと思っています。