私は5年程前にライザップに通っていました。
太っている訳では全くないのですが、もっと引き締まった「いい身体」になろうと思い、思い切って行く事にしました。
最初の測定での体脂肪率が15%。ライザップの人からすれば、絞っても12%程度までではないかという事。10%を切ればアスリートになってしまうそうです。
そこから2ヶ月。結局、炭水化物を採らなさ過ぎて体調を崩し、3ヶ月すらできないままもう止める事になりました。それでも体脂肪率は早々に13%を切り、当時は筋肉隆々に・・・。
ではその期間に何をやったかというと、
①炭水化物の摂取はゼロ(ごはんもパンも、当然ながらに甘味も、そして糖分があるので果物も全てNG)
②食事は全てタンパク質(肉・魚中心。それとプロテイン。野菜はブロッコリー中心で、ドレッシングも×)
③ライザップでの筋トレは週1回1時間のみ。後は自宅での1日15分程度のメニュー
それだけを聞くと、そんなに目新しい事はありませんでした。敢えて言えば、果物もダメという事と、有酸素運動はそんなにしなくてもよく、筋トレのみという事くらい。それでも僅か2ヶ月で、家族が驚く程の身体になったのです。やった事と言えば上記の通り、筋トレのメニューも一般的なものだけです。
違いはただ1つ。「担当者に毎日報告しなければならない」という事。担当者と言っても、20代中盤の人で、息子と同じ位の人。その人達に、朝昼晩と食事の写真を撮って、LINEするのです。
ある時、ステーキの添え物に、ブロッコリーではなく間違えてコーンを添えた時の事、「何やってるんですか!」と静かに注意された時には、何故か謝りまくっていました・・・。
伴走者がいるかいないか、全てはそこだと思いました。それこそがライザップ躍進の秘密だったのだと思います。
私の今の仕事もほとんどがその伴走になります。
利益改善のノウハウ自体の助言も当然多数ありますが、何より経営者であり、コンサルの受講者である皆さんに寄り添って「確認し合う」、そここそが大事なのだなと思っています。
自分1人の意志力だけで何かを変えるのはなかなか難しいものです。
「何やってるんですか!」とは言わずに、「何やってるんですか?」的な言い方で、今日も優しく伴走していきたいと思います。
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