未来を変えながら、自身の過去をも変えていく

過去は変えられないが、未来は変えられる。良く聞く言葉だ。

 

しかし、「未来が過去を変える」そのような事を、映画「マチネのおわりに」で福山雅治演じる主人公が言っていた。「マチネのおわりに」、やや悲しかったが、まずまずの映画だった。福山雅治と石田ゆり子の映画だ。

 

記憶は未来の出来事によって、そのままではいられない。人は、変えられるのは未来だけだと思い込んでいるが、実際には常に未来は過去を変えている。変えられるとも言えるし、変わってしまうとも言える。とても深い内容だ。

 

要は、過去の事実は変わらないが、未来の行動・結果によって、過去の「在り方」そのものが変わるという事らしい。悲しい出来事であった事が、結果として感謝の出来事にもなる、というようなイメージだろうか。

 

私自身で言えば、それを地で行くような人生だった。過去の失敗や嫌な経験の数々、辛い出来事等は、その時には本当に辛くキツかった。どうしてこんな事になったんだろう、と自分の間違いの原点を何度も辿ったものだ。

 

しかし結果として、その出来事そのものは今でも悔しく後悔はしているが、その延長にこそ今があったと思える。当時の出来事が無ければ、今あるものの全ては無かったかもしれない。そのように、辛かった出来毎の捉え方が変わってきている。未来が過去を変えたのだろう。

 

日々の経験や思い通りにならない出来事を活かし、未来の判断へと繋げていかなければならない。未来で未来を変え、自身の過去をも変えるのだ。

 

自分自身の暗い過去の雲はまだ残っている。これからの未来によって、それらをもう少しだけ取り除きたいと思っている。

 

 

 

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